自然環境調査
動物相、植物相をはじめとする自然環境調査です。豊富な経験と技術に基く自然環境調査を実施し、現場環境を的確かつわかり易い形で報告します。
培われた知見と技術者の観点を強みとし、生態系の上位に君臨する猛禽類、河川・ため池に生息する魚類や里山に生育する植物など、魅力的な自然環境を未来 へ残すことに寄与します。
哺乳類
夜行性の哺乳類は警戒心が強いため糞、足跡、食痕による確認のほか、無人撮影カメラなどを用いた確認を行います
アカネズミやヒメネズミなどの草地に生息するネズミ類はシャーマントラップで捕獲します。
コウモリ類はバットディテクターによる検知や実際に捕獲し生息確認を行います。
両生類・爬虫類
長年の調査の知見を活かし、両生類や爬虫類がいそうな場所を歩いて確認、捕獲します。
サガメなど水辺に生息する爬虫類や両生類は、知見を活かして甲羅干しなどの行動パターンから水辺を丁寧に探索し確認していきます。
ヘビやトカゲは警戒心が強く俊敏なため、経験を活かして行動を先読みしたり、傷つけない範囲で押さえるなどして捕獲します。
鳥類
猛禽類定点調査を実施し、営巣地の特定、行動圏の把握などを行います。
生態系の頂点に君臨するクマタカを始めとする大型鳥類は警戒心が強いため、遠距離から風切羽や斑紋などの同定ポイントによる種別特定を行います。
小型鳥類は目視だけでなく鳴き声からも生息する種類の判別を行います。
魚類
タモ網や投網の他、魚類を一時的に気絶させる電撃捕漁器を用いて捕獲、確認します。
渓流魚など捕獲が難しい種については、潜水観察を行い確認を行います。
遡上確認や産卵場調査など、魚類の生息環境の確認も行います。
底生動物・付着藻類
水生昆虫は網目の細かいサバーネットを用いて採集します。
藻類は付着している礫から剥離させ、同量(同面積)計測により種類の同定をするほか、細胞数の計測などを行います。
捕獲した水生生物は同定の上、必要に応じて写真撮影なども行います。
昆虫類
種によっては歩きながら確認・写真撮影をし、周辺の環境も合わせて詳細に記録します。
光に集まる習性のある昆虫類は、夜間にブラックライトを使用したライトトラップを仕掛けて採集を行います。
昆虫類は種類が多いため、種に応じて適切な調査を行うことで生息状況を的確に把握します。
植物
生育種の確認をする植物相調査では、重要種の確認などもあるため、きめ細かな調査を実施します。
陸域植物だけでなく水域植物など水路(写真は水路)や溜池の植物の調査も実施します。
現地での確認だけでなく航空写真からの判読も行い詳細な植生図を作成するほか、画像処理ソフトやGISを使用した解析も行います。
採用情報
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